南流山リーフ歯科クリニックBLOG

2017年07月13日

歯の再植と移植について

こんにちは。

 

ストレスなどが原因でたまに歯が抜けてしまう夢を見たことありませんか?

これが現実になった時、本当に焦りますよね。

 

でも、現実に起きてもあきらめないでください。

思わぬ転倒や追突事故などで歯を強打して永久歯が抜けかかったり、抜けてしまったりしたら、歯を元の位置に戻して再び歯をくっつける「再植」という治療法があります。

 

ただし、大切なのは歯の根の部分にある歯根膜という組織が残っていること、損傷していないこと、汚染されていないこと、また抜けたら、時間を空けずに、すぐに治療を受けることが前提です。

万が一、歯が抜けても、水で洗ったり、拭いたり、歯を乾燥させないように保存液があればその中に入れてください。

保存液がない場合には牛乳があれば、その中に入れてください。

それもない場合は軽く汚れをとって飲み込まないように気を付けて口の中で入れてすぐに歯科医院に行ってください。

 

また「移植」という治療方法もあります。

移植とは虫歯や歯周病で失った場所に違う歯を差し入れる方法です。

自分の歯を利用することが多いので自家歯牙移植ともいいます。

例えば、7番目の歯を虫歯等で抜歯する場合、8番目の親知らずが、ちゃんと生えていたら、それを抜いて、7番に移植する方法です。

 

どちらの治療も自分の歯なので体の負担も少なく歯の機能を生かした方法で条件が合えばとても有効な方法です。

ただし、どちらも条件が整わないとうまくいくとは限りません。

また術後のトラブルを起こす可能性もあります。

歯根膜がちゃんと付着せずに脱落してしまうことや数年後に歯根膜の損傷部分から歯の根っこが吸収して、そこから虫歯になったり、骨と癒着してしまうことなど、

それらのリスクを理解した上で行う必要があります。

 

詳しくは歯科医にご相談ください。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
南流山リーフ歯科クリニック
http://www.leaf-shika.com/
住所:千葉県流山市大字木402番地
ヤオコー南流山店2F
TEL:047-189-7431
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

TOP