入れ歯・ブリッジ｜流山市の南流山リーフ歯科クリニック

失った歯の機能を補う選択肢を。

歯が抜けたままにせず、将来のお口の健康を守りましょう。

歯を失うことのリスク

歯周病やむし歯、外傷などが原因で歯を失うことは珍しくありません。しかし、永久歯は一度失うと元に戻ることはありません。失った歯を補う「補綴（ほてつ）治療」には、主に「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つの選択肢があります。当院では、一人ひとりのお口の状態やライフスタイルに合った治療法をご提案しています。

ここでは、歯を失ったまま放置することで起こりうるリスクと、入れ歯・ブリッジ治療の特徴についてご紹介します。

歯を失ったまま放置する6つのリスク

「奥歯1本くらい、痛くもないし……」と放置していませんか？実は、歯を1本でも失ったままにしておくと、お口全体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

1．噛み合わせのバランスが崩れる

抜けた歯の両隣の歯が傾いたり、噛み合っていた歯が伸びてきたりすることで噛み合わせが乱れ、顎関節に負担がかかることがあります。

2．むし歯・歯周病のリスクが高まる

歯列のバランスが崩れると清掃性が悪くなり、プラークがたまりやすくなります。

3．見た目への影響

前歯であれば空いた部分が目立ちますし、奥歯でも頬のたるみや顎のラインの変化につながることがあります。

4．消化器官への負担

しっかり噛めないことで食べ物を十分にすり潰せず、胃腸に負担がかかります。

5．脳への刺激が減る

よく噛むことは脳への刺激にもなります。咀嚼力の低下は認知機能の低下につながることも。

6．発音がしにくくなる

前歯を失うと空気が漏れたり、舌の位置が安定せずに発音しづらくなったりすることがあります。

入れ歯・ブリッジという選択

失った歯を補う方法のうち、インプラント以外の「入れ歯」と「ブリッジ」は、保険診療の範囲でも対応できる治療法です。それぞれの特徴をご紹介します。

ブリッジ治療

少数歯の欠損に適応される治療法です。両隣の歯を削り、そこを支えに人工歯を橋のようにかぶせて補います。

入れ歯治療

失った歯の本数に応じて部分入れ歯または総入れ歯を作製します。昔から行われている一般的な治療法です。

保険と自費の入れ歯の違い

多くの方が使っている入れ歯ですが、「噛めない」「痛みがある」などのイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか？
入れ歯がお口にぴったり合っていて、噛み合わせが整っていれば、そのようなお悩みは解決できます。また最近では新しい歯科素材の開発により、使い勝手のよい入れ歯をつくることもできます。自費診療の入れ歯となることもありますので、保険診療と自費診療の入れ歯の違いをご説明いたします。

	保険診療の入れ歯	自費診療の入れ歯
素材	レジンのみ（部分入れ歯は金属バネ付き）	金属・シリコンなど多様
使い心地	厚みがあり違和感が出やすい	自然な装着感。金属床なら温度も伝わる
見た目	入れ歯だとわかりやすい	より自然に見える
作製期間修復期間	約1カ月	2カ月～10カ月（素材による）
費用	安価	高額になる

当院で取り扱う自費入れ歯の種類

金属床義歯（メタルプレートデンチャー）

入れ歯の床（粘膜に接する部分）を金属で作った入れ歯です。金属を使うことで床を薄く作ることができ、装着時の違和感が少なくなります。また、金属は熱をよく伝えるため、食べ物や飲み物の温度も感じやすくなり、食事が楽しめます。丈夫で壊れにくく、長期間の使用にも向いています。

料金	38.5万円（税込）
治療期間	2カ月～半年
治療回数	4～10回

シリコンデンチャー（シリコーン義歯）

床の部分に弾力性のある生体用シリコンを用いた入れ歯です。やわらかくフィット感に優れ、歯ぐきに密着しやすいため、外れにくく、しっかりと噛むことができます。噛んだときの衝撃も和らげてくれるので、痛みが出にくいのが特徴です。

料金	38.5万円（税込）
治療期間	2カ月～8カ月
治療回数	4～15回

ノンクラスプデンチャー

金属製のバネ（クラスプ）を使わず、弾力性のある特殊な樹脂で歯ぐきを包み込むように設計された部分入れ歯です。バネがないため見た目が自然で、周囲の歯にも負担をかけにくくなっています。軽くて薄く、装着感も良好ですが、熱に弱く変形の恐れがあり、使用できる部位に制限があります。

料金	11万円～38.5万円（税込・1歯から）
治療期間	2カ月～半年
治療回数	4～10回

カムデンチャー（クラスプレスデンチャー／ノンクラスプデンチャーの一種）

バネを使わず、特殊なカム構造のアタッチメントで固定するタイプの部分入れ歯です。残っている歯に負担をかけにくい設計で、噛み合わせが安定しやすく、長く使いやすい入れ歯です。目立ちにくく、審美性も優れています。

料金	38.5万円（税込）
治療期間	2カ月～半年
治療回数	2～10回

アタッチメント義歯（精密義歯）

残存歯の根と入れ歯の双方に小さな装置（アタッチメント）を取りつけ、それを使ってしっかりと固定するタイプの入れ歯です。金属が見えにくく、見た目が自然に仕上がることが大きなメリットです。しっかりと噛めるので機能性も高い入れ歯です。

料金	38.5万円～49.5万円（税込）
治療期間	2カ月～10カ月
治療回数	4～10回

マグネット義歯

残っている歯やインプラントに強力な磁石を取りつけ、磁力で入れ歯を固定するタイプです。金属のバネを使用しないため見た目も自然で、金属アレルギーの心配もありません。着脱が簡単で、しっかりと固定されるため、使用感にも優れています。

料金	38.5万円～49.5万円（税込）
治療期間	2カ月～10カ月
治療回数	4～20回

ご自身に合った治療法を一緒に探しましょう

歯を失ってしまったら、終わりではありません。そこからどう治療をしていくかが、お口の健康だけでなく、全身の健康にも関わってきます。当院では丁寧なカウンセリングと精密な診査を行い、適切な治療法をご提案します。

「こんな入れ歯がいい」「ブリッジの見た目が気になる」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。あなたの毎日をより快適に、そして健康にするお手伝いをさせていただきます。